会社の同僚の早苗と千春は、僕の仲のよい飲み友達でした。早苗は僕の3年先輩で30歳、千春は僕の2つ後輩でした。3人とも同じ資材管理課に所属していて、仕事の関係もあってよく飲みに行くようになったのです。
早苗には婚約者がいて、もうすぐ結婚することになっており、千春にも彼氏がいました。
僕はこの2人に密かに思いを寄せていましたが、どちらにも彼氏がいるのでどうにもならない状況でした。そんなある日、いつものように3人で飲んでいましたが、千春はあまり楽しそうではありません。
「どうしたの、何かあった?」
後輩の異変を敏感に察知した早苗が声をかけると、千春はポロポロ涙をこぼして泣き出してしまったのです。理由を聞いてみると、彼氏と別れたというのです。しかも、原因は彼氏の浮気でした。
「そうかあ。でも、浮気するような男は別れて正解だよ」
早苗はそう言って千春を励まし、「ようし、千春ちゃんを元気づけるために今夜はパーッといこう!」と言って立ち上がりました。
「先輩、行くってどこに?」
先に立って歩く早苗のあとを、僕と千春がついて行きます。
「ハプニングバーよ」
「ええっ」
ハプニングバーと聞いて、僕は驚きました。僕もあまり詳しくは知りませんが、ハプニングバーはかなりエロい店だと聞いていたからです。そんな店に、女の子が行って大丈夫なのでしょうか。
「先輩、あのちょっと・・・」
「いいから、いいから」
早苗は僕の話を聞かず、タクシーを拾うと「さあ乗って」と僕たちをタクシーの中に押し込み、店の名前を告げました。店の前に着き、入り口のインターホンを押すと店のドアが開きました。
「身分証がいるんだって」
「ええー、身分証?」
幸い、3人とも免許証を持っていたので、すぐに会員登録できて店の中に入ることができました。
早苗は身分証がいることも知らなかったので、ハプニングバーに来るのも初めてだったのでしょう。よく知らずにこの店にやってきたことが、あんな結末になろうとは、この時点では誰にもわかりませんでした。
「ええっ、何なのこの店」
女2人は店内の異様さに、唖然としていました。
店内は異様な雰囲気

店内のあちこちで裸の男女が絡み合い、それを数人の男たちが取り囲んでいます。
カウンターでビールを飲みながら、女たちは店の奥で繰り広げられる卑猥な行為に言葉も出ません。店のスタッフが近づいてきて「店の奥に行ってみませんか」と案内され、僕たちは催眠術にかかったようにスタッフのあとをついていきました。
店の奥には明らかにセックスしているカップルのほか、顔面騎乗位やフェラチオしている男女がいました。そんな中で、スタッフは数人の男に取り囲まれ、喘ぎ声を上げている女のところに僕たちを連れて行きました。暗がりに目が慣れると、女が全裸なのがわかりました。男の1人が棒のようなものを持って、女の股間に出し入れしています。
「ああん、あんあん!」
出し入れするたびに女の喘ぎ声が大きくなるので、だぶん棒のようなものはバイブか何かでしょう。他の男たちは、女を取り囲んで乳房を揉んだり女にキスしたりしています。また、中にはペニスを出して、しごいている男もいました。
「よかったら、お2人も参加してみませんか」
まるで商店街のくじ引きでもすすめるように、スタッフが女2人に声をかけます。
「あの、参加するとは?」
「たとえば、ここにいる男性にフェラするとか、これから乱交が始まるのでそれに加わるとか」
「ええーっ」
女2人はびっくりして顔を見合わせました。
「無理にはおすすめしませんが、もしよろしかったらどうぞ」
とんでもないという表情の2人を見て、スタッフはそれ以上すすめることはせず、持ち場に戻りました。
「もう帰りましょう」
「そうですね」
女たちがそう言うので、僕も帰ることにしました。
「うわぁ、もうが電車ない!」
店から出ると、すでに電車はなくなっていました。早苗も千春も家までかなりの距離があり、一番近いのが僕のマンションでした。そこで、その夜は女2人を泊めることになったのです。
部屋は2つあるので、寝室のセミダブルベッドに女2人を寝かせ、僕は隣の部屋に布団を敷いて寝ました。夜中にトイレの水を流す音で目が覚めました。2人の女のうちどちらかが、トイレを使ったようです。
トイレを済ませた女は寝室に戻らず、僕が寝ている部屋の前で立ち止まって中を覗いていました。顔は見えませんが、外の明かりのシルエットで千春だとわかりました。
「千春ちゃん」
小さな声で呼ぶと千春はビクッとしましたが、その場を動こうとはしません。僕は布団を抜け出して千春に近づきました。
「なんか目が覚めちゃって」
僕は千春が言い終わらないうちに唇をふさぎました。一瞬ビクッとしたものの、千春はおとなしくしています。胸に手を伸ばすと「あ」と声を漏らし、少しだけあらがいましたが、ペニスを握らせると力が抜けていきました。いけると思ったので、「こっちにきて」と耳元で囁き、千春の手を引くと黙ってついてきました。
「声を出すなよ」
と言って千春を蒲団に寝かせ、下半身を脱がせてあわただしく挿入しました。千春の中は熱くてドロドロしています。腰を振ると白い喉を見せてのけ反り、「だめっ、声が出ちゃう!」と首を左右に振ってイヤイヤします。だけど、もう僕も抑えがききません。
千春は自分の腕を噛んで声を殺し、全身を痙攣させて絶頂しました。
ゴムをつけていないのでどうしようか迷いましたが、「中は絶対だめっ」と千春が懇願するので最後は外に出しました。
「先輩に気づかれなかったかな」
「大丈夫じゃない?」
僕たちはティッシュで後始末しながら、そんな会話をしました。
「ええーっ、あんたたち、何でこんなことになっちゃったの!」
翌朝、僕たちは早苗の声で目が覚めました。僕と千春は、セックスしたあと眠ってしまったようです。
「あっ、せ、先輩おはようごさいます!」
僕たちは慌てて起きましたが、「いいから、いいから」早苗は笑いながら、パンを焼いて目玉焼きを作ってくれました。それから3人で朝食を食べ、「今日は彼氏と会うから先に帰るね。私がいるとお邪魔でしょうから」と言って早苗が帰っていきました。僕と千春は昼過ぎまで一緒に過ごし、夕方になると早苗から電話がかかってきました。
「千春はまだいるの?」と聞くので、「もう帰りましたよ」と答えると、「忘れ物をしたから取りに行く」というのです。
「でも、忘れ物なんてないですよ」
「あるのよ、すぐ行くから」
そう言って早苗は一方的に電話を切りました。しばらくたって、いきなり玄関のドアが開いて早苗が入ってきました。
「先輩、どうしたんですか」
びっくりして顔を上げると、早苗は走ってきたのかと思うほど、荒い息をしていました。
「あっ、ちょっと」
僕の顔を見ると早苗は何も言わずに抱き着いてきて、勢いで僕は床に尻餅をついてしまいました。
「ねえ、いいでしょう?」
早苗は尻餅をついた僕のそばに来てズボンを下ろし、ペニスを引き出すと自分でパンティを脱いで跨ってきたのです。早苗はペニスを握って亀頭の先を膣の入り口に当て、腰を下ろしたので僕のペニスはスルスルと膣の中に入っていきました。それほど、早苗の膣は濡れていたのです。だけど、彼氏に会いに行ったはずの早苗が、なぜ僕とこんなことをしているのか、まったく理解できません。
「先輩、彼氏と会ったんでしょ?」
すると早苗は髪を振り乱し、「今日は出かけるから会えないって言われたのよ」と言って、勢いよく腰を振り始めました。おそらく早苗は、僕と千春がセックスしたのを知っていたのでしょう。ハプニングバーの興奮に加えて僕と千春のセックスで、我慢できなくなったのだと思います。それで、千春が帰った頃を見計らって電話してきたのでしょう。
「んんっ、んんっ、だめぇ!」
早苗は激しく腰を振り、1度目の絶頂を迎えました。興奮しているせいか、早苗の膣は締まりがよくて、僕はもう限界でした。
「あぅ、先輩。俺もう・・・」
「いいよ、そのまま出して!」
「えっ、ゴムつけてないですよ!」
早苗は腰の動きをゆるめ、「あの子と何回したの?」と聞くので「全部で4回です」と答えると「それだけ出せば薄くなってるから平気よね」と1人ごとのように言って「いいよ、中で出して!」
早苗は激しく腰を振り続けたので、僕は「あう、出るっ」と叫んで婚約者がいる女の中に射精しました。この日、僕は2人の女と6回もセックスしました。僕は千春と付き合いながら、内緒で早苗とも会っています。