僕は数カ月前から、ハプニングバーにハマっています。
きっかけは、飲んだ帰りに会社の同僚に、ハプニングバーに連れて行かれたことでした。
「面白い店があるぞ」
というのでついて行くと、初対面で名前も知らない女の子とセックスできたんです!
こんなことって普通ないですから、僕は大興奮してしまって、もう普通のセックスでは満足できなくなっちゃいました。ハプニングバーでは周囲に大勢の人がいる中でセックスするので、他人に見られながら裸になって抱き合う異常な状況に、なおさら昂ってしまったのです。
僕には付き合ってる彼女がいましたが、もう彼女と普通にセックスするのでは飽き足らなくなっていたので、思い切って彼女をハプニングバーに誘ってみました。
彼女がどんな反応をするか心配でしたが、店内でみだらに絡み合う男女の姿を見て、いきなり僕に抱きつき「抱いて早く、入れて!」と叫びました。
「えっ、なに・・・」
訳がわからずうろたえていると、彼女は僕の股間をまさぐりだしました。そしてチャックを開けて、勃起したペニスを引き出してフェラを始めたんです!
「おい、どうしたんだよ」
「わからないけど、すごく欲しいの!」
彼女はこう言って体をよじり、「熱い、アソコが熱い」とうわごとのように繰り返します。付き合いはじめて1年以上たちますが、こんなに淫乱な彼女を見たことがありません。
「きて、早く!」
彼女は口からペニスを離し、カーペットに膝をついてあわただしく下半身裸になると、仰向けに寝転び太ももを大きく広げました。
店内の薄暗い照明でも、彼女のそこがドロドロに濡れているのがわかります。それを見たら僕も我慢できなくなって、急いでズボンを脱いで彼女の中にペニスを突き入れました。
「はぁん、いいっ」
挿入した途端、彼女は僕にしがみついて激しく喘ぎました。そしてグングン昇り詰めていき、「もうだめ、イッちゃう!」と叫んで全身を痙攣させ、一気に絶頂していきました。
親友カップルと一緒に

僕はこのことを、親友のトオルに話しました。
トオルとは大学からの友人で、社会人になって2年たっても友情が続いています。
トオルにはユキという彼女がいました。ユキも同じ大学だったので、僕もよく知っています。
「ほんとかよ」
「ああ、マジですげーから」
僕の話を聞いて、トオルも興味を持ったようでした。そして次の金曜日、僕と彼女とトオルとユキの4人でハプニングバーに行くことになりました。店内に入ると、トオルとユキは周囲の異様な雰囲気に圧倒されたようでした。
「あのおじさんズボン穿いてない!あっ、あの女の人はオッパイ見えてるよ!ええっ、あっちの人はオチン・・咥えてる!」
ユキが驚いて店内のあちこちを指さします。
そのとき、単独女が僕たちに近づいてきました。
年齢は30歳くらいでしょうか。髪の長いスレンダーな女性で、スタイルも抜群です。
ただし、その女性は超ミニスカの下から黒い茂みが見えているので、パンティを穿いていないようでした。単独女はトオルの前に立ち、ズボンの上から股間を撫で始めたのです。あっけにとられるトオルに、単独女は「連れの人がいるんだ」と言ってユキを見ていましたが、「今度1人でおいでよ」とニッコリ微笑んで去って行きました。
「何なんだよあの女」
と言ったトオルの声はうわずっていました。いきなりこんな場面に遭遇したら、誰だって驚くでしょう。
「びっくりしたろ。でもな、ここではあんなの普通だよ」
そう言ったものの、僕自身も単独女の大胆な行動を見て興奮していました。
カップル4人でプレイ

店内では、2~3組の男女がセックスをしていて、それを数人の単独男が眺めています。
僕が彼女を抱きしめてキスすると、トオルもユキとキスをしました。それから、僕たちがフェラチオを始めると、ユキもトオルの前に膝をついてペニスを咥えます。
僕と彼女がセックスを始めると、トオルもユキを仰向けにしてペニスを挿し込みました。大学時代からの親友と、2メートルも離れていない距離でセックスする異常さに、僕は頭がクラクラしていました。それはトオルとユキも同じだったのでしょう。
「なあ、取り換えっこしないか」
僕は思い切ってトオルに言ってみました。
「えっ」トオルは腰の動きを止め、驚いた顔をしています。
一瞬意味がわからなかったようですが、すぐに理解したようでした。
「えー、マジで?」
僕以外の3人が口を揃えて言いました。僕はユキにほのかな想いを寄せていたので、ユキとセックスできる絶好のチャンスだと思ったのです。
「いいじゃん。やってみようよ。ここはそういう店なんだからさ」
僕は彼女からペニスを抜いて、四つん這いになってトオルたちに近づきました。するとそうするのが当たり前のように、トオルはユキから離れて僕の彼女に近づいていきました。こうして、男2人が「合意」すると、女たちは何も言いませんでした。みんなハプニングバーの異様な雰囲気に呑まれていたのです。
予想もできない展開

「いくよ!」
僕は憧れのユキの柔らかいオッパイを揉みながら、ペニスを突き入れます。
「ああん、いいっ」
横を見ると、僕の彼女がトオルに組み敷かれ、激しくペニスを突き立てられていました。僕もトオルもコンドームはつけずに生出ししたのですが、そんなことは少しも気にしていませんでした。
「ユキに生理が来ない」
トオルから電話があったのは、それから1カ月後でした。「それは大変だな」と答えたものの、なぜ僕にそんな電話をかけてくるのか不思議でした。ユキに生理がなければ、それはトオルとユキの問題だからです。
「ただ生理が遅れているだけってこともあるだろ?」
僕はありきたりの返事を返しました。
「いや、産婦人科に行ったら妊娠してるって」
「そうか、それはおめでとう」
「いや、ユキのお腹にいるのは俺の子じゃないんだよ」
「ええっ、どういうこと?」
「ユキが妊娠したのはお前の子なんだよ」
突然こんなことを言われて、僕は面食らってしまいました。
「俺の子ってどういうことだよ」
「落ち着いて聞いてくれよ。ハプニングバーに行った夜、お前はユキに生出ししただろ?」
「それはお互いさまだろ」
「まあ、そうなんだけどさ。それで運悪くユキが妊娠しちゃったんだよ。俺は必ずコンドームつけてるから、俺の子じゃないんだ」
ようやく事情が呑み込めた僕は、少し震えていました。なにしろ、友人の彼女を妊娠させてしまったのですから。
「で、俺はどうすればいいんだよ?」
「お前はユキのお腹の子の父親なんだからさ、ユキと結婚してやってくれないか」
「ええっ」
「それが一番いい解決法だと思うんだけど」
「マジで言ってるのか?」
「こんなことが冗談で言えるかよ」
それから半年後に僕はユキと結婚して、その後女の子が生まれました。
結果的に僕は憧れていたユキと結婚できたから、これでよかったのだと思うことにしています。
そうそう。
僕の彼女はトオルと付き合っているようです。あのハプニングバーの夜がきっかけでこんな結末になるなんて、だれが予想したでしょうか。