名古屋の繁華街は新型コロナでガラガラ!緊急事態宣言延期でどうなる?

日本中が新型コロナで疲弊していますが、名古屋も例外ではありません。

関西一の大都市である大阪から近く、東京からも新幹線で2時間という立地のよさから、名古屋は一大歓楽街として栄えてきました。

その名古屋は今、新型コロナの影響をまともに受けています。では、現在の名古屋の歓楽街は、新型コロナ以前とどう違うのでしょうか。

緊急事態宣言後の人出

緊急事態宣言直後、東京や大阪に比べて名古屋の人出はそれほど減少しませんでした。

人出だけではなく、休業要請にもかかわらず、普通に営業している店も多かったのです。商店街の中の飲食店も、自主休業しているのは4分の1ほどで、あとは通常通り営業している状況でした。

 

緊急事態宣言を受け、臨時休業に入った栄のセントラルパーク地下街では、開いている店もなく人通りもほとんどありませんでした。しかし、一部の店が営業している地下街のサカエチカでは、普段より人出は少ないものの、飲食店に出入りする人の姿が見られました。通りを歩く人からは、「ガラガラだと思って来たのに」と言う声が聞かれ、結局みんな同じことを考えて外出した結果、あまり減少が見られなかったということのようです。

 

「外出自粛と言われても、店が開いていれば行きたくなる」という声が多く、確かにそれもわかる気がします。名古屋が東京や大阪ほど、緊張感がないのには理由があります。愛知県は東京や大阪のように医療が切迫しておらず、一時クラスターが発生したものの、終息に向かっているため、当初は緊急事態宣言地域からも除外されていました。

 

こうした状況から、東京や大阪と違って危機意識が薄かったのでしょう。このように、名古屋では当初ゆるく自粛がスタートしましたが、テレビのニュースなどで他の地域の逼迫した状況を知り、徐々に危機意識が高まっていきました。そうなると、あとは他の地域と同じで休業する店が増え、失業者や大幅に収入が減った人が続出する結果となりました。

 

名古屋のコロナ不況の実態

名古屋の有名な歓楽街「錦三」の飲食店は、企業の接待利用が大きな収入源でしたが、折からの自粛で接待が激減し、会社の異動シーズンにもかかわらず、歓送迎会もほとんど行われませんでした。店を開ければ人件費で赤字になり、かといって休業すれば1円も入ってきません。「どうしたらいいのかわからない」という店主の嘆きは、まだまだ続きそうです。

 

もちろん、営業を続ける店にも悩みはあります。コロナ感染が心配なのでマスクを着用したいところですが、風俗店の場合、男性従業員はまだしも風俗嬢がマスクを着用するわけにはいきません。そのため、どうしてもリスクを抱えながらの接客となってしまいます。

 

「早くコロナが終息すればいいのに」と、みんなが思っていますが、特に風俗嬢の場合はその思いが切実のようです。現在はほとんどの風俗店が休業していますが、コロナ感染が落ち着けば少しずつ営業再開する店も出てくるでしょう。そうなったとしても、風俗嬢の場合リスクを抱えながらの接客は変わりません。

 

4月は入社式のシーズンなので、歓迎会の流れで風俗店に大人数で来店する光景も見られましたが、今年はまったく見られないようです。リーマンショックの教訓から、「リーマンでは製造業がダメになったから、その後他業種に客層を広げた」という店もあります。しかし、コロナはすべての業種に影響するので、リーマンショックの教訓も及ばなかったようです。

 

休業要請後の名古屋

愛知県では、4月17日から特定の店舗に休業要請が出ました。

17日は金曜日でしたが、金曜日ともなれば大勢の人でにぎわう繁華街も、ひっそり静まり返っていました。バーやスナック、ナイトクラブなどが軒並み閉店で、タクシーもほとんど客を乗せずに走っているありさまです。

 

居酒屋も、夜8時までの営業で酒の提供は7時までとなると、来る客もほとんどいません。どの店も営業しても客の入りが悪く、スタッフの人件費がかかるばかりという状況です。愛知県知事は、休業している店に出す協力金を5月中に支給するとしています。

 

しかし、5月に支給されても、6月7月になっても客足が戻らなかった場合の保証はありません。緊急事態宣言が解除されても、クラスターが発生すれば、再び緊急事態宣言が出される可能性もあります。この状態がいつまで続くのでしょうか。

 

協力金は50万円ですから、もらったとしても1カ月分の家賃にもなりません。店の人件費や維持費を考えると、たった50万円ではどうにもならないのです。

 

錦三はどんな歓楽街だったのか

名古屋には錦三と並んで栄という歓楽街があります。

どちらも名古屋を代表する歓楽街で、全国的にもよく知られています。錦三と栄は場所的にも近いのですが、錦三は夜の盛り場というイメージが強いのに対して、栄は昼間の遊び場として、家族連れでにぎわうという一面も持ち合わせています。

 

もちろんどちらにも風俗店がありますが、キャバクラを比較すると錦三のほうが高級店が多いイメージです。

錦三と栄は場所柄風俗の需要が高いので、キャバ嬢の時給も東京や大阪より高い店もあるほどです。名古屋はちょうど大阪と東京の中間にあるため、出張族が途中下車して遊んでいくケースもあるようです。

 

たとえば、東京から大阪に出張した帰りに、名古屋で途中下車して風俗に行ったり、大阪から東京に出張した人が名古屋で降りることもあります。このように、錦三や栄の風俗店には、他の地域の風俗店とは少し違った特色があります。わざわざ新幹線を途中下車して店に来させるためには、それなりにグレードの高い風俗嬢を置く必要があるわけです。

 

それだけ質の高い風俗嬢が集まっているから、名古屋の歓楽街は全国的に知られる存在になったのでしょう。一日も早くコロナ騒動が終息して、名古屋の歓楽街が以前のような活気を取り戻すことを祈るばかりです。

 

まとめ

緊急事態宣言直後、名古屋ではそれほど自粛効果が出ていませんでした。外出する人も多く、自粛要請が出ているのに営業している店も多かったようです。それは、愛知県は医療が切迫しておらず、当初は緊急事態宣言地域からも除外されていたという背景があったからです。

 

しかし、その後名古屋でも他の地域と同様に自粛が浸透していきました。名古屋は東京と大阪の中間に位置するという特殊な状況から、出張の帰りに風俗店に立ち寄る客が多く、新幹線を途中下車するだけの価値のある風俗嬢が多いのが特徴です。